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保育学
書名 | 保育者のためのキャリア形成マネジメントブック |
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サブタイトル | 手応えを実感できる組織的な保育力の向上を目指して |
シリーズ名 | |
編著者 | 那須 信樹 編 |
判型 | A4判/168頁 |
発行日 | 2023/04/07 |
定価 | 2,420円(本体2,200円+税) |
ISBN | 9784860155865 |
概要 | 本書は、保育士等キャリアアップ研修のマネジメント分野の学びを核にしながらも、そこにのみとどまらず、保育専門職者としての「キャリア形成」という長期的な視点のもとにその専門性をチームで高め合うことを目指して作成されたテキストブックです。保育士等キャリアアップ研修や園内研修などでの指導経験の豊富な執筆陣が、これまでの知見を集約して、保育の質を高める学びのエッセンスをまとめました。 特徴①:この1冊に「保育士等キャリアアップ研修」の学びを網羅! 「保育士等キャリアアップ研修」のマネジメントの内容を中心としつつ、全8分野(乳児保育、幼児教育、障害児保育、食育・アレルギー対応、保健衛生・安全対策、保護者支援・子育て支援、マネジメント、保育実践)の学びを1冊にまとめました。 特徴②:保育に関わるみんなで学べる! 本書の対象とする読者は「保育士等キャリアアップ研修」の枠にとどめず、より幅広く見据えています。保育者養成校の学生をはじめとして、初任者からミドルリーダー、主任・主幹、施設長(園長)・理事長等の管理職者を想定しています。理由は、保育に関わる組織の全員が同じ方向性に意識を向けることによってより協力・協働しやすくなり、ひいては保育の質の向上が期待できると考えるからです。保育者養成校においても、キャリアやマネジメントについて学ぶ授業で活用できます。 特徴③:受講者のレベルに合わせて学べる! 第3章のキャリアアップ研修の内容(分野別)では、「初任者」「ミドルリーダー」「管理職者」の3つの段階に分けて解説しています。そのため、受講者のレベルに合わせて学ぶことが可能です。 特徴④:対話を生み出す「ワーク」が盛りだくさん! チームに対話を生み出し、職員間の「関係性」をより豊かにしていくワーク(演習課題)をたくさんちりばめています。ワークのヒントも紙面のなかに掲載していますので、参考にしながら園内研修等の場でも活用が可能です。 |
備考 |
目次
- まえがき
- 本書の活用の仕方
- ●第1部 キャリア形成のための基礎知識
- 第1章 保育者としてのキャリア形成とは
- 第1節 保育者としてのキャリア形成を促す組織(園)づくりとマネジメント
- 第2節 専門性向上の土台となるコミュニケーション力
- 第3節 自分らしいワークキャリアを描くために
- 第4節 キャリアとは生き方であり表現である
- ●第2部 キャリア形成実践のための基本的視点
- 第2章 「記録」を活用した「自己評価」ベースのキャリア形成へのまなざし
- 第1節 「自己評価」ベースのキャリア形成を考える
- 第2節 「自己評価」の活用によるキャリア形成の自覚化
- 第3章 「キャリアアップ研修」をベースとしたキャリア形成へのまなざし
- 第1節 乳児保育
- 第2節 幼児教育
- 第3節 障害児保育
- 第4節 食育・アレルギー対応
- 第5節 保健衛生・安全対策
- 第6節 保護者支援・子育て支援
- 第7節 マネジメント
- 第8節 保育実践
- ●第3部 キャリア形成実践のための発展的視点
- 第4章 管理職の意識
- 第1節 管理職としてのさらなるキャリア形成 ―園長研修と園長の“見える化”―
- 第2節 養成校との連携
- 第3節 「ICTの活用」の視点から
- 第4節 多職種協働による保育の視点から
- 第5節 園を開く、保育を開く ―関係者評価・第三者評価―
- 第6節 行政との連携 ―研修講師養成に向けた視点から―
- 第7節 自己評価と人事考課
- 第5章 まとめにかえて
- 第1節 肯定的な評価・理解に努める組織風土づくりに向けて
- 第2節 やりがいのある保育現場を目指して