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相談援助
書名 | ソーシャルワークとしてのケアマネジメントの概念と展開 |
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サブタイトル | 地域包括ケアシステムにみるミクロからマクロの実践 |
シリーズ名 | |
編著者 | 河野 高志 |
判型 | A5判/218頁 |
発行日 | 2021/09/20 |
定価 | 3,300円(本体3,000円+税) |
ISBN | 9784860155551 |
概要 | 本書は著者が約10年に及ぶケアマネジメント研究をまとめた集大成である。 ケアマネジメントはアメリカやイギリスで登場・発展し、日本には1980年代中頃にその概念が導入されてきた。ケアマネジメントの概念には、利用者のニーズとサービスや社会資源を結びつける方法というミクロ・レベルの側面と利用可能な社会資源や予算を効率的かつ効果的に管理して配分・提供する方法というマクロ・レベルの側面がある。この2つの側面は、これまでの日本の研究では別々のものと理解されており、両側面を包括・統合した概念はほとんど検討されてこなかった。 一方、地域包括ケアシステムの構築や地域共生社会の実現という今日的な社会福祉の課題に現場が直面したことで、ケアマネジメントの幅広い機能、さらにはソーシャルワークが果たす役割にはますます期待が高まっている。そのような期待に応えるべく本書では、ケアマネジメントをソーシャルワーク実践としてこれまで以上に有効に機能させる上で必要となる概念の理解や実践の効果等を、理論的に検討するだけでなく、実証的に分析した。それは、あらゆる地域や圏域、実践現場において活用や応用が可能なエビデンス(実践の方向性や内容を検討・選択する際に手がかりとなる知見や情報)の提示をめざしたものである。 |
備考 |
目次
- 第Ⅰ部 ソーシャルワークとしてのケアマネジメント
- 第1章 日本のケアマネジメントの現状と問題
- 第2章 ソーシャルワークにおけるケアマネジメントの固有性
- 第3章 ソーシャルワーク・レパートリーとしてのケアマネジメントの実態
- 第Ⅱ部 地域包括ケアシステムにみるケアマネジメントの役割
- 第4章 地域包括ケアシステムにおけるケアマネジメントの役割と課題
- 第5章 地域包括ケアシステムにおける多職種連携の促進
- 第6章 地域包括ケアシステムの構築に向けた課題
- 第Ⅲ部 日本のソーシャルワークにおけるケアマネジメントの意義と展望
- 第7章 ソーシャルワークにおけるケアマネジメントの役割
- 第8章 ケアマネジメント実践の確立に向けた課題
- 第9章 日本のケアマネジメントへの期待
- 第10章 ソーシャルワーク実践における支援ツールの活用